女子大生の映画評論リアルタイム版

将来の夢の欄に「映画評論家」と書いてしまう夢見るいい年した大人のタマエが映画についてアレコレ。本家はブログです。
将来の夢の欄に「映画評論家」と書いてしまう
夢見るいい年した大人のタマエが映画についてアレコレ。
本家はブログです。
グランドマスター

グランドマスター

待ちに待ったウォンカーウァイの新作!!!久々に劇場にいきました。トニーレオンがとにかくかっこいいのと、ウォンカーウァイの世界の広がりを感じた。
今までは狭い世界の恋愛ものが多かった彼が、今回は武術の世界を3人の人間を使ってかなり幅広く描いているのが印象深い。
しかし武術で殴り合っているのにも関わらず、上品さが感じられるのはすごい。気品が見える!ひたすらかっこいい映画だった。
テッド

テッド

ぬいぐるみが好きな身としては羨ましいおとぎ話でした。が!男性のロマンが詰まってますね。いつまでも無邪気で社会的地位が低い男が、バリキャリの美人さんと恋に落ちるって...!
飼育

飼育

大島渚監督が亡くなられたとのこと。ちょうど飼育を見ようと思っていた矢先の出来事でした。
そんなわけで見てみましたが、村社会怖い。真顔 というところ。時折狙ってるのだろうけど、ハッとさせられるカメラワークはあり。内容はグロいですが、殺戮シーンなどを見せびらかさないあたりはお上品でよかったと思います。白シャツに飛び散る血でわかりますものね。
内容はロクでなし男が主体となる話でした。村社会怖い。←2回目
ところで音声が聞き取りにくいのはどうにかならないものか。字幕ありでまた見たいですね。
NINE

NINE

81/2をモチーフにしたミュージカルの映画化。思っていたよりは悪くなかった。スコアと、ペネロペクルスのボディラインはよかったですね。
ラストシーンへ、表と裏での流れもなかなか。フェリーニへのパロディ小ネタもよかった。ただこれ81/2ではないね!(笑)噛み砕いたら確かにそうなるかも?という感じでしょうか。
ジンジャーとフレッド

ジンジャーとフレッド

フェリーニの作品で欠かせないジュリエッタマシーナとマルチェロの初共演!となると見ないわけにはいかない。
さてはて、哀愁漂う設定の中、昔のコンビは男女の差を感じさせる。男になつかしい思い出という感傷を残しつつも、しっかり現実世界で生活を築いたジュリエッタと、ギャラ目当てと言いながらも、なんだかんだ深層心理ではダラダラと女を引きずる男マルチェロ。妙にリアルなのはフェリーニ節ゆえ。
オーケストラリハーサル

オーケストラリハーサル

これは思わず笑った!さすがのフェリーニ!
本来TV用に作られたらしいが、インタビュー形式で、なんてことないオーケストラのリハーサルを観客に見せ、その上であの人間のエグい部分が溢れまくりの大暴れからの、まさかの崩壊。あの丸い球体が破壊したもの、そしてそこから立ち上がりまた音楽を奏ではじめる人間の強かさ。短いながらもなんとも言えない強烈な作品だった。
レミゼラブル

レミゼラブル

最初キャスティングされた時から微妙じゃないかと思っていたラッセルクロウが、やはり微妙で残念。海外でミュージカル本編見たり最近だと25thコンサート公演見たので尚更。アンハザウェイは、プリティプリンセスからの脱皮に成功していました。助演女優、アカデミー取れそうですね。エポリーヌ役の女優さんも素晴らしい。
内容はクローズアップ多様で、確かにミュージカルでは出来ない役者の表情を映し出すことに成功はしているが、あまりに多過ぎてお腹いっぱい。あと役者が感情込めすぎて泣き過ぎ×クローズアップのコラボがあまりに続くと、レミゼラブル特有の熱気溢れる力強い作風とは、なんだか違っていている気もして、心境微妙でした。
ただこれがレミゼラブルという媒体、完全に初見ならば名作になると思う。商業的には成功しそう。
ある日どこかで

ある日どこかで

泣ける映画としてネットにあったので、見てみたのですが、ベタベタの一目惚れ運命論的恋愛作品ではありました。ただ雰囲気すごくいいですね。あと1枚の写真、キーポイントになりますが、それが持つ意味は素晴らしかったです。それは心惹かれるわけだよ...
ベタベタの恋愛ものですが、それだけじゃない1度見たら忘れないようなところがいいですね。女性側がどんな人生を送ってきたか、思いを馳せるのも余韻に浸れるでしょう。
「人生の特等席」

「人生の特等席」

東京国際映画祭にて。
「人生の特等席」見た。公開前なのであまりナーバスな感想を呟きたくないのですが、シナリオが甘かった。先の展開が読めました。ですが裏をかえせばお約束映画でもあるわけで、安心して観れる一作ではないでしょうか。アメリカの田舎のロケーションに、妙に癒された。
でも親子ってなんだかんだでそうなんだよなーという部分が、イーストウッドの演技によく出ていました。役者としての彼が見れることに大きな価値があるとも思った。
監督としてのイーストウッドも大好きですが、役者としての彼の姿、やっぱりまだまだ見ていたいですね。絶対な安心感がすごい。
『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』

『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』

東京国際映画祭にて。映画の内容は最近個人的にとても興味深い、映画のフィルム撮影からデジタル撮影への移行を撮影監督や監督の立場で賛否を問うドキュメンタリー作品です。キアヌリーブスがインタビュアーを務めて、ルーカスやスコセッシ、ダニーボイル等が出ています。
かなり詳しく問題に切り込んでて、面白かった。個人的にデジタルのメリットもしっかり伝わってきたんだけど「フィルムより映っていない」的なニュアンスを込める人や「フィルムに近づける」スタンスのカメラメーカーがいるって時点で、結局フィルムの強さを感じてしまう。でも消えゆくものという矛盾。
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